2013年05月08日

レトロスペクティブno.3<風景X言葉>

日本の実験映像のエース、飯村隆彦のレトロスペクティブも渦中に入って、no.3は、一転して<風景X言葉>というテーマで、「言葉のない風景」から「風景のない言葉」に至る世界がゲストに詩人で映画も制作する吉増剛造氏を迎えて、多様に展開します。また、Talkingin NY.jpgアートの再生を期して、映像のライブからの再出発を叶えます。
第1部のフィルム・パフォーマンス:「光で書く:ホワイト・カリグラフィ」は日本の古典、「古事記」の読解不可能な1秒24コマの超スピードのテキストをスクリーン上にカリグラフィ、さらに発声するというまさに離れ業のパフォーマンス、書字、音声、映像, アクションが織り成すマルチメディアによるエクスパンディド・シネマです。聖マーチン美術大学(ロンドン)、マイクロスコープ画廊(ニューヨーク)などで公演し、大きな反響を得ました。
第2部の上映プログラムはオーストラリアの砂漠の真ん中に孤立する巨大石、エアーズ・ロックを巡って起こる自然とフィルムの色変化の競演、「Moments At the Rock」(エジソン国際映画祭グランプリ受賞)から、ニューヨークのスカイラインに逆反射する光に目つぶしを食らうニューヨークの昼と夜を描いた「New York Dan And Night」(抜粋)、竜安寺の石庭をすべて移動車で撮影して<間>を発見する「間:竜安寺石庭の時/空間」(メトロポリタン美術館委嘱作品)など。
さらにコンセプチャルな作品ではフランスの哲学者、デリダの言葉を解体する>街頭で独り言を繰り返すことで実現しました。また「Talking Picture」(映画を見ることの構造)は真っ白のスクリーンに自分の影を投影しながら、映画を見ることの構造を議論するという映画javascript:;作家と観客の一人二役を演じて、最後はそのスクリーンからも姿を消して、この映画を見ているあなたの出番を真っ白のスクリーンに呼びかけています。さてあなたはこの映画を見るか、見ないか。


ゲストトーク:飯村隆彦、吉増剛造(詩人/映像作家javascript:;

第1部:パフォーマンス「光で書く:ホワイト・カリグラフィ」(1966/2013)(約15分)16ミリフィルム
「ホワイト・カリグラフィ」(1966) パフォーマンス:飯村隆彦,
第2部:「Moments At the Rock/モメンツ アッツ ザ ロック」(1985) 11分, トーマス・エジソン国際映画祭グランプリ
    「New York Day And Night/ニューヨーク デイ アンド ナイト」(1989) 15分(抜粋)音楽:小杉武久
   「間:竜安寺石庭の時/空間」(1993) 16分、メトロポリタン美術館委嘱作品,テキスト:磯崎新、音楽:小杉武久
「Talking In New York/トーキング イン ニューヨーク」(1981-2001) 8分、
    「Talking Picture/トーキング ピクチャー」(1981)15分(日本語のライブ通訳)出演:飯村隆彦
  
【日時】6月16日(日) 14時30会場 15時〜上演&上映開始【料金】1800円 学生 1500円 
 会場:UPLINK Room (2F)
posted by taka at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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