2015年02月20日

東京都庭園美術館実験映画/ヴィデオアートの パイオニア飯村隆彦、中嶋興らによる、創成期の歴史的なヴィデオパフォーマンスを再演。

2015/2/7(Sat) 14:00-17:30*
東京都庭園美術館
TTM:IGNITION BOX(イグニションボックス)2015
PROGRAM_A|LIVE/VIDEO/PERFORMANCE
[Video Art as Live Performance / ライヴパフォーマンスとしてのヴィデオアート]

ナム・ジュン・パイクのエンジニアだった阿部修也、実験映画/ヴィデオアートの
パイオニア飯村隆彦、中嶋興らによる、創成期の歴史的なヴィデオパフォーマンスを再演。
ヴィデオアートにおけるライヴパフォーマンスの 歴史を振り返り、
その流れのもとに河合政之with浜崎亮太、西山修平など現代のヴィデオアーティスト
のパフォーマンスを紹介します。

プログラム・ディレクション:河合政之[ヴィデオアーティスト]

飯村隆彦:1970年に朝日新聞社ホールで、日本のヴィデオアートの先駆をきった
歴史的公演を、45年ぶりに、新しいヴァージョンで再演します。

posted by taka at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2014年08月23日

飯村隆彦の六〇〜七〇年代ヨーロッパ活動

飯村隆彦の六〇〜七〇年代ヨーロッパ活動*
ジュリアン・ロス

飯村隆彦は一九七四年のエディンバラ国際映画祭で「時間」
を中心に組まれた短編映画プログラムが二つ上映された。
映画祭プログラマーのジョン・デュー・ケーン(John du Cane)
氏の紹介文では、以下のように飯村隆彦は紹介された。註35

「飯村隆彦はここ数年西洋で発達しているアヴァンギャル
ド映画に貢献している唯一の日本人である」36

 この紹介文で表れるように、ヨーロッパの視点からは「実験
映画」の活動は西洋が中心として思われていて、飯村隆彦以外
は日本の実験映画作家は知られていなかったようだ。一九七四
年八月二十六〜二十九日にエディンバラ国際映画祭を訪れた飯
村隆彦は、その時点ではニューヨーク、ベルリン、パリなどに
滞在した経歴を通して海外の活動が盛んにあり、実験映画業界
ではある程度の知名度を持つこととなった。ニューヨーク滞在
期間を終えた飯村隆彦は妻の飯村昭子と一緒に一九六九年一月
から半年ヨーロッパの各地を回った。このように、始めて日本
人の実験映画作家が本格的にヨーロッパをツアーすることとな
った。
 各地のプログラムは飯村隆彦と妻の飯村昭子さんが持ち運
んだプリントから構成された。ここで注目するべき事は、飯
村隆彦は個人の作品だけではなく日本の実験映画仲間の作品
も一緒に持ち運び、ヨーロッパの各地にて上映を行なった事だ。
一九六四年に結成されたフィルム・アンデパンダンの作家が中
心に大林宣彦、金坂健二、高林陽一と外山鶴良の作品が一本ず
つ、飯村隆彦の作品十本と共に持ち運ばれた。

 フィルム・アンデパンダン周辺の作家は北米では六〇年代半
ばから、飯村隆彦とドナルド・リチィーによって紹介されて
いた。一九六五年にはサン・フランシスコの(The Movie) で
は、リチィー氏の企画プログラム「Japan Underground」で初
めて日本の実験映画が北米に紹介された。39
このプログラムの紹介文でリチィーは日本の実験映画の配給
の少なさと作品自体の奇異的な特質に知名度の低い理由を定め
た。国内でも上映機会が少ない事を指摘したリチィーは、この
ように代表的な実験映画作品が一つのプログラムにまとめられ
たのは西洋だけでなく世界で始めてだという事を主張した。
そして一九六六年四月二十九日〜三十日ではニューヨークのフ
ィルムメーカーズ・コーポで佐藤重臣と飯村隆彦が「Japanese
Experimental Film−New York First Showing」を開催した。               

   

佐藤重臣と飯村隆彦がニューヨ
ークのフィルムルムメーカーズコーポ事務所。1966年

数ヶ月後の一九六六年六月三十日〜七月二日では「Experimental
Films From Japan」プログラムがリチィー氏企画によってニューヨ
-ク近代美術館で上映され、飯村、大林、高林、リチィーや
日本大学芸術学部映画研究会の作品が上映された.。
芸術家・アルドー・タンベリーニー(Aldo Tambellini)氏主催のニュ
ーヨークのブラック・ゲート(Black Gate)でも一九六八年十月四〜六日
に飯村隆彦と来日した松本俊夫のマルチ・プロジェクションのイヴェント
が行なわれ、同じゲート・シアター(Gate Theatre)では毎夜連続に
「Japanese Erotica – poetic sensuous explorations of the art of love
from the Japanese Underground」が上映された.


その後七〇年代に入ってからはフィルム・アンデパンダン周辺作家以外に
も日本の実験映画は北米で上映された。
飯村隆彦の1969年5月23日カッセル上映会ポスター


ニューヨークを中心に紹介された日本の実験映画は、北米では
「日本アンダーグラウンド」や「エロス」のテーマが宣伝で強
調されたようだが、ヨーロッパでもプログラムの題名や新聞の
批評を見ると同じく二つのテーマに重点が置かれたようだ。会
場の公式によってエロスの主張が違ったようだが、コペンハー
ゲン、アムステルダム、トリノ、カッセル、ヴェローナ、チュ
ーリッヒの上映ではエロスの誘致をある程度利用していたよう
だ。 巨大なペニスが微かに背景に見える日章旗を隠すカッセ
ルの上映ポスターは特に象徴的でありながらも、この衝撃的な
イメージは過去の日本というイメージを打ち壊す政治的な解釈
も出来る。しかし、ロンドンのメンバー倶楽部の宣伝でも主張
された「エロス」は実験映画の上映に客を導くためには必要な

戦略だったのか? エロスは実験映画の分野では世界的にも
注目される事が多いが、確かに六〇年代後半に当たる飯村隆
彦の製作はエロスをテーマとした作品が多く、一九六三年制作
の性行為を描いた彼の代表作「あい」は日本の実験映画の
中では一番海外の上映回数が多かったと思われる。しかし、
ツアーで上映された他の作家の作品を見ると特別にエロスをテ
ーマとした作品は少ない。北米でも行なわれたプログラムによ
る「エロス」の主張は何処まで飯村隆彦自身、もしくは各会場
の戦略だったのか? 何はともあれ、飯村隆彦のツアーによっ
て日本の実験映画の認知度がヨーロッパで広がった事は重要だ
と思われる。

一九六六〜六九年までニューヨークに滞在した飯村隆彦
は、北米(主にニューヨーク)での活動を中心に語られる事が
多い。しかし、一九六九年のツアー以来の七〇年代初期の活動
はヨーロッパを拠点としていた。一九七二年にはドイツ芸術
交流会(DAAD)のフェローシップで一九七四年までベルリン
に滞在していた飯村は、一九七三年だけでもアーゼナル(ベル
リン)で五日に渡ってフィルムとビデオの上映、ベーカー画廊
(ミュンヘン)で個展、そしてベルリン芸術アカデミーのADA.
Aktionen der Avantgarde (アヴァンギャルドの行為)にも参
加して幅広く活躍していた.

六〇年代後半からビデオ制作も始めた飯村隆彦は、一九七四年に
ビデオのインスタレーション作品の個展 TAKA IIMURA VIDEO
TAPES 1970–1973 をNeuer Berliner Kunstverein e.v. –Videothek で
開催した。ドイツ以外にも活動は幅広く、一九七三年九月三〜十
六日までロンドンのICA と国立映画劇場(NFT、現在BFI)
で開催されたA Festival of Independent Avant–Garde Film(自主
制作前衛映画の祭)にも飯村隆彦は二つのプログラムとフィル
ム・インスタレーションを一つ出品した46 。その後も一九七三
年ではオーストリア・ブリゲンツのパレ・トルン・ウント・タ
クシスで「プロジェクション・ピース」の展示を行なった。
46
一九七四年にベルリンから離れてからパリに引っ越した飯
村隆彦は、続けて一九七四年九月二十二〜二十三日にベルギ
ーのアールストにある小さな画廊ニュー・リフォームでフィ
ルム・インスタレーション「ひとつの線として見みえるひと
つのループ」を展示、そして映画上映とビデオのインスタレ
ーションも行なった。その後もパリのジェルマン画廊で九月
二十六日に開催されたビデオのグループ展では、アラン・カ
プロー(Allan Kaprow)やシャルルマーニュ・パレスタイン
(Charlemagne Palestine)などの巨匠と一緒に展示した。パリ
で始めて開催した個展はサン・ジェルマンの小さな画廊

で十月三十日〜十一月十三日までの間「ひとつの線として見みえる
ひとつのループ」を再度展示した。パリ滞在中はロンドンにも
行き、ロンドンのNFT、ノッティング・ヒルのゲートシネマ
(Gate Cinema)とロイヤル・カレッジ・オブ・アーツ(Royal
College of Arts)美術学校でも上映を重ねた。



飯村隆彦の七〇年代に当たるヨーロッパの殆どの上映活動は個
人作品の出品であったが、一九七九年六月のロンドン前衛映画祭
では彼は個人作品の上映とフィルム・パフォーマンスも含めて日
本の実験映画のプログラムを上映した。この特集は七〇年代に一
時帰国した飯村隆彦が個人的に選択した奥山順市「映画」や居田伊佐
雄「オランダ人の写真」などを含む十二人の作家による十六本
の作品であり、ニューヨーク近代美術館(一九六八年三月)と
パリのポンピデュー美術館でも上映が行なわれた。
映画祭・美術館・個人ツアーなどの経由を通して、どのよう
な形で日本の実験映画作品が同時代にヨーロッパで紹介された映
画祭・美術館・個人ツアーなどの経由を通して、どのよう
な形で日本の実験映画作品が同時代にヨーロッパで紹介された
現状を調査してみた。日本の実験映画の海外分配はまずヨーロ
ッパのEXPRMNTL3 で始まり、その後も断続的に映画祭など
で上映が行なわれた。北米と同じくヨーロッパに同時代で上映
された作品は数少なく、誤解を招くような形で上映される例も
あったようだ。しかし、ヨーロッパでも上映回数は徐々に増え、
日本の実験映画も臨在が広がり、個別的に作家は認められてい
く事となった。日本人の美術家・映画作家の関心はヨーロッパ
から北米に偏っていくようになったのは事実だが、ヨーロッパ
から日本に対しての関心は続いたようだ。日本側とヨーロッパ
側両方に当たる各自の個人活動や企画によって、非商業映画や
実験映画の配給は広がる事となった。このような商業映画の経
由からはみ出た自主活動も辿らなくては、どのように日本の映
画が同時代に語られていたかという全体像を捉えることは出来
ない。その上、飯村隆彦のように海外でも長い間作品制作や上
映活動を行った作家の道筋や海外の活動と接した事による影響
などもこれからは考えなくていかねばならないと思う。



参考書目
飯村隆彦(一九六九)。 「別の映画〈アンドレ・キノ〉の
 発生:ヨーロッパ上映旅行」、季刊フィルム、四号、秋、
 一五四―一六三頁。
飯村隆彦 (一九七四)。Taka Iimura: vidio plans 1972-1974.
 Aalst, Belgium: self-published.
飯村隆彦 (一九七八)。’On Film Installation’, Millennium
 Film Journal, vol. 2, no. 1 (Spring/Summer): 74–76.
飯村隆彦(一九七九)。「日本の実験映画 米仏で高い評価得
 る 各国、美術館が上映の場」、毎日新聞、六月二日(夕刊)。
飯村隆彦(一九八五)。パリ=東京 映画日記。東京:星雲社。
大島辰巳(一九六五)。「無からの創造 ――フィルム・アンデ
 パンダンについて――」、三彩、二月号。
佐藤重臣(一九六八)。「エクスパンデッド・シネマとエレク
 トリック・サーカス」、映画評論、vol. 25、no. 3、三月号、
 口絵。
佐藤重臣(一九六八)。「ブラッセル実験映画祭とそのスキャ
 ンダル――世界のアングラレポート・その一――」、映画
 評論、v. 25、no. 3、三月号、三四〜三九頁。
‘A Special Correspondent’ (1972). ‘London Film Festival
 ’72’, Cine Advance, 30th November.
Bardon, Xavier Garcia (2013). ‘EXPRMNTL: an Expanded
 Festival. Programming and Polemics at EXPRMNTL
 4, Knokke–le–Zoute, 1967’, Lupe NúĖez–
Fernández (trans.), Cinema Comparat/ive Cinema,
 vol. 1, no. 2: 53–64.
Bell, Ian (1984). ‘An industry in transition’, Scotsman,
 30th July.
Brown, Geoff (1984). ‘Japanese shots at living dangerously
 in the dark’, The Times, 11th August, p. 14.
Caem, Michei and Roland Lethem (1970). ‘[title
 unknown]’, Midi/Minuit Fantastique, no. 21 (April):
 pages unknown. Republished in 2013 as 「若松孝二と
 の対話 (聞き手 ミシェル・カーン/ローラン・レーテ
 ム)」、和泉晃(訳)、阿部晴政(編)、「若松孝二 闘いつづ
 けた鬼才」。東京:河出書房新社、一二七〜一三五頁。
Cammaer, Gerda Johanna (2005). ‘EXPRMNTL 3 /
 Knokke–le–Zoute 1963: Flaming Creatures, Raving
 Features’, Synoptique, vol. 8, ‹http://www.synoptique.
 ca/core/en/articles/cammaer_flaming›.
Cane, John du and Verina Glaessner (1973). ‘It’s a
 Child’s Game for Men’, Time Out, 12–18th January.
Chin, Daryl (1978). ‘The Future of Illusion(ism) Notes
 on the New Japanese Avant–Garde Film’, Millennium
 Film Journal, vol. 1, no. 2 (Spring/Summer): 86–94.
Continental Film Review (1972). ‘a new talent from Japan’,
 Continental Film Review (November): 16, 30.
Davidson, Julie (1984). ‘Deep in the heart of Texas’,
 Glasgow Herald, 18th August.
Dowle, Martin (1978). ‘Look at the world of “The
 Boxer”’, Scotsman, 24th August, p. 19.
Evening Standard, (1972). ‘Londoner’s Diary’, Evening
 Standard, 27th November.
Gillett, John (1970). ‘Coca Cola and the Golden Pavilion’,
 Sight and Sound, vol. 39, no. 3 (Summer):
 153–157, 166.
Hardy, Forsyth (1984a). ‘Japan’s rebel film–makers’,
 Scotsman, 20th August, p. 5.
Hardy, Forsyth (1984b). ‘Joyous end to Japanese event’,
 Scotsman, 27th August, p. 5
Hardy, Forsyth (1984c). ‘Surprises from Japan’, Scotsman,
 20th August, p. 5.
Iwabutch, Masayoshi (1975). ‘New Japanese Films’,
 Young Cinema and Theatre, no. 2: 36–37
Lethem, Roland (2013). 「若松孝二、クノックにて――ク
 リスマス(一九六七年)から新年(一九六八年)にかけて」、
 松本潤一郎(訳)、阿部晴政(編)、「若松孝二 闘いつづけ
 た鬼才」。東京:河出書房新社、一三五〜一三六頁。
Mekas, Jonas (1964). ‘Flaming Creatures at Knokke–le–
 Zoute’, Village Voice, 16th January 1964 – Reprtined
 in Mekas, Jonas (1972). Movie Journal. The Rise of
 the New American Cinema 1959–1971. New York:
 Macmillan, pp. 111–115.
Rayns, Tony (1973). ‘Reflected Light: Independent
 Avant–Garde Cinema’, Sight and Sound, vol. 43, on. 1
 (Winter): 16–20
Rayns, Tony (1975). ‘Line Describing an Impasse: EXPRMNT
 5’, Sight and Sound, vol. 44, no. 2 (Spring):
Rayns, Tony (ed.) (1984). Eiga: 25 Years of Japanese
 Cinema. Edinburgh: Edinburgh International Film
 Festival.
Rayns, Tony (1986). ‘Nails That Stick Out: A New Independent
 Cinema in Japan’, Sight and Sound, vol. 55
 (Spring): 98–104.
Richie, Donald (1960). ‘Japan: the Younger Talents’,
 Sight and Sound, vol. 29, no. 2 (Spring): 78–81.
Robinson, David (1975). ‘Edinburgh’s Terayama happening’,
 The Times, 9th September, p. 45.
Sato, Tadao (1973). ‘Japanese Cinema: The New Left’,
 Sight and Sound, vol. 42, no. 3 (Summer): 171–174
Stein, Elliott (1968). ‘Dr. Ledoux’s Torture Garden’,
 Sight and Sound, vol. 37, no. 2 (Spring): 72–73.
Stern, Lesley (1983a), ‘Image Forum: An Interview with
 Katsue Tomiyama’, Framework, no. 22/23 (Autumn):
 71–73.
Stern, Lesley (1983b). ‘Tomato Ketchup/Passion Fruit:
 Variations on Japanese Independence’, Framework,
 no. 22/23 (Autumn): 67–70.
Wlaschin, Ken (1971). ‘Death Dreams and Sexual Liberation’,
 Today’s Cinema, 20th November.
Zoller, Maxa (2011). ‘”Festival” and “museum” in modernist
 film histories’, Tamara Trodd (ed.), Screen/
 Space: The projected image in contemporary art.
 Manchester and New York: Manchester University
 Press, pp. 53–72.

[飯村追加]:
Julian Ross(2013), Circle the Square: Film Performances by Iimura Takahiko in the 1960s,
MoMA-Post, file:///Users/takaiimura/Desktop/MoMA:Post/Circle%20the%20Square:%20Film%20Performances%20by
%20Iimura%20Takahiko%20in%20the%201960s%20%7C%20post.webarchive


 この論文の準備の際に、お話を聴かせて頂いた飯村隆彦氏と
トニー・レインズ氏、そして資料に関しての手助けをしてくれ

たBFI Library, Tate Library Stedelijk Museum Library, EYE
Film Institute Library、慶應義塾大学アート・センターに感謝
を捧げたい。
[これ以前の註は本文不掲載のため、割愛した。ー飯村]
35
一九七四年エディンバラ国際映画祭のプログラム:「Reel
 1」は2 minutes 46 seconds 16 frames (9 min.), Timing 1, 2,
 3, 4 (12 min.), Time Length 1, 2, 3, 4 (12 min.) とTimed
 1, 2, 3 (12 min.)、「Reel 2」はCounting 1 to 100 or Xs (12
 min.), A Line 1, 2, 3 (18 min.), To See the Frame, Not to
 See the Frame (12 min.) とSeeing Not Seeing (4 min.) が
 八月二八日に上映された。後にReel 1とReel 2はMODELS
 Reel 1 (1972, 43min.) とMODELS Reel 2 (1972, 44 min.)
 に改名された。
36
一九七四年エディンバラ国際映画祭カタログ、七三頁参考。
37
オーバハウゼン短編映画祭では同じ日に久里洋二の「G線
 上の悲劇」、大井文雄「無限大・無限小」、桂宏平の「うたか
 たの恋」、林静一の「かげ」と島村達雄「透明人間」がマダ
 ガスカーとオーストラリアの短編作品一本ずつと一緒のプロ
 グラムで上映された。
38
飯村隆彦はフランクフルトのEXPERIMENTA ‘69に招待さ
 れ、彼の代表作「あい」がカート・クレンの作品などと一緒
 のプログラムで上映された。
39
この特集では飯村隆彦「リリパット王国舞踏会」、 藤野一友
 /大林宣彦の「喰べた人」、日大映研の「椀」(一九六二)と「殉
 教者」(一九六三)、大林宣彦の「 Complexe= 微熱の玻璃あ
 るいは悲しい饒舌ワルツに乗って 葬列の散歩道」(一九六四)
 と高林陽一の「むさしのいのち」(一九六五)が上映された。
「椀」は足立正生監督作品、「殉教者」は富田勝弘監督作品と
 して紹介された。
40
このプログラムではサン・フランシスコの上映と同じプロ
 グラムが上映された。
41
このプログラムでは飯村隆彦の「サークルズ」(一九六八)、
 「スリー・カラーズ」(一九六八)と松本俊夫の「つぶれかかっ
 た右眼のために」(一九六八)が上演された。
42
 翻訳すると「日本エロティカ・日本のアンダーグラウンド
 からの詩的で感覚的な性の芸術探求」。このプログラムで上
 映された作品は飯村隆彦の「あい」、「De Sade」、「いろ」、「カ
 メラ・マッサージ」と富田勝弘の「殉教者」(一九六三)。
43
例えばニューヨークのミレニウム劇場で一九七四年三月に
 開催された「ニュー・ジャパニーズ・アヴァンギャルド・シ
 ネマ」が一例として挙げられる。この特集では松本俊夫、萩
 原朔美、吉崎克美の作品を含めた十八本の映画が上映された。
44 「カメラ・マッサージ」(一九六八)、「フラワー・オー
 ジー」(一九六八)、「ヴァージン」(一九六八)、「フラワーズ」
(一九六八―六九)、「アイ・ラブ・ユー」(一九七〇)などが
 考えられる。
45
飯村隆彦は芸術アカデミーでビデオ・インスタレーション
「Project Yourself」を展示した。他にもRobert Filliou, Wolf
 Kahlen, Mario Merz, Allan Kaprow とWolf Vostell が参加
 した展示である。 上映の他にも一九七三年に飯村隆彦はベル
 リンのミラー大学で客員講師の仕事もしていた。
46
飯村隆彦は一九七三年九月五日にMODELS Reel 1と
MODELS Reel 2を上映した。上映作品と関連性も強い「+& −」
をICAで展示した。飯村隆彦(一九八五)、一五│一九頁参考。
47
飯村隆彦の上映以外のドイツ圏の上映は一九七二年十一月
 ミュンヘン市立劇場の日本個人映画特集(以後西ドイツ巡回
 上映)が挙げられる。相原信洋、かわなかのぶひろ、田名網
 敬一、奥山順市の作品が上映された。
48
映画祭の名前はFILM LONDON – THIRD INTERNATIONAL
 AVANT–GARDE FESTIVAL で一九七九年六月九日〜十七日ま
 で国立映画劇場、ICA、国立ヘイワード画廊で開催された。
 その後、東京のブリティッシュ・カウンシルの協力でイギリ

 スの実験映画の代表作品を飯村隆彦は東京で上映した。飯村
 隆彦はイギリスの作家マルコム・レグライスやピーター・ギ
 ダル氏などの作家と仲が良く、同時代の英国実験映画作家に
 は特に「時間」をテーマとした作品が強く認められていたよ
 うだ。
49
この特集はイメージ・フォーラムと真木画廊の協力で企画
 された。居田伊佐雄の「オランダ人の写真」はアメリカ映画
 専門雑誌「ミレニアム・フィルム・ジャーナル」の表紙を飾
 る等、特集の影響は強かったようだ。 他にも田名網敬一、 萩
 原朔美、榎本予一、松本俊夫、かわなかのぶひろと飯村隆彦
 の作品が上映された。

*飯村註 飯村隆彦の六〇〜七〇年代ヨーロッパ活動
ジュリアン・ロス は「もうヨーロッパに何も期待しなくていいんだ」
日本の非商業映画・実験映画ヨーロッパ公開史 ジュリアン・ロス、
言語文化,明治学院大学、言語文化研究所,31号、
2014年3月 44-65頁より53頁の中タイトル以降を転載した。
posted by taka at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2014年05月26日

日本の友人たちに:

日本の友人たちに:
先日、5/1にNYのAsia Art Archive in Americaで開かれた、In & Out of Japan: Documenting Travels in Japanese Experimental Film and Art 1960-1980
というテーマで報告した、日本の実験映像の研究者、ジュリアン・ロスに招かれて出席、彼の質問に答えて、初めてNYに来た1960年代後半の状況や経験を話した。
きっかけは当時日本に来たオノ・ヨーコが僕の「LOVE」(1962年)という実験映画を見て感動して、サイレントだった映画の音楽を作曲したばかりでなく、是非NYで見せなさいと言って、強く勧めたことだった。(お陰で、ジョナス・メカスは「美しくも、純粋の映画詩」という絶賛の言葉をビレッジ・ボイス紙に書いた)
当時の日本では無視されていたので(唯一の例外は映画評論編集長の佐藤重臣氏)、すぐにもNYに飛んだ話などを披露した。また、当時制作したぼくの「ニューヨーク・シーン」(1966年)も上映された。会場は満席で関心の大きさを覗かせるものだった。
以下はその会のネット記事で、写真は後にNYに来た佐藤重臣氏とのNYの映画作家協会にジョナス・メカスを訪ねた時のツーショット。壁には僕が組織したシネマテークでの日本の実験映画の上映ポスターなども見える。(飯村)
javascript:;iimura-sato-filmcoop-540x361-1.jpg続きを読む
posted by taka at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

ミレニアムでフィルムパフォーマンす

ミレニアムでフィルムパフォーマンスin NY
NY新聞.jpg
posted by taka at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

AR(拡張現実)パフォーマンスin NY

読みたい記事.jpg


 ニューヨークと東京の間を毎年往復しながら、実験映像の制作と上映活動
を精力的に行っている飯村隆彦が、最近のライブのフィルム・パフォーマンスを含め
た「飯村隆彦のフィルム・パフォーマンス」を5月2日、金曜日)午後7時から
今、NYでもっともホットなブルックリンのMicroscope画廊で行います。
飯村隆彦のフィルム・パフォーマンスは近年、盛んに上演/上映して、映像学者
ジュリアン・ロスによって、「飯村の発明」と評価され、新しいジャンルと言える
「フィルム・パフォーマンス」を最近のニューテクノロジーのAR(拡張現実)を使った
「あいうえおんARパフォーマンス」(2013年)をライブで、さらに最初の1963年
からの記録パフォーマンスのプログラムも上映されます。
posted by taka at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2014年04月08日

飯村昭子のフィルムショウのご案内

飯村昭子のフィルムショウのご案内

AKIKO IIMURA Film Screening

突然ですが、飯村昭子のフィルム作品の上映会をいたします。
70年代、80年代にパリとニューヨークで作った2作品です。
古い作品ですがご覧いただきたいので、ぜひお越しください。(昭子)
MnPetei-1.jpeg
*Mon Petit Album (1973) 16mm film, 12 min.
*Late Lunch(1985) 16mm, film 30 min.
Music: Jacques Bekaert
音楽はどちらもジャック・ベカート作品。曲は当時このフィルムのために作られました。
J.ベカートは60年代から活躍しているベルギー生まれの現代音楽作曲家です。

日時*4月11日(金)午後7時
April 11, Friday, 7 pm
会場*Microscope Gallery
4 Charles Place, Brooklyn, NY11221
www.microscopegallery.com
地下鉄*M,J,Z Myltle Avenue下車で徒歩5分(地図参照)
地下鉄高架を左側に降りて、Myrtle Aveの角(八百屋)を右方向に進み、
交差するBushwick Aveを超え、スーパーを右手に、Charles Placeを左折、
右側2軒目。
posted by taka at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2013年11月07日

ライブフォニック第3弾 飯村隆彦(映画作家)×鈴木治行(作曲家

<CT ライブフォニック第3弾 飯村隆彦(映画作家)×鈴木治行(作曲家)>

会期:2013年11月5日(火)
会場:京都市・同志社大学寒梅館クローバーホール

2008年、2010年に続く《ライブフォニック》第3弾として、日本における実験映画
の草分けの一人、飯村隆彦氏の作品を、音楽を担当した鈴木 治行氏による生演
奏つきで上映します。

○スケジュール
18:00 開場
18:30 開演
・挨拶(鈴木治行氏)
・演奏つき上映
『Film Strip 1』(1967-70/2009、12分)
『Film Strip 2』(1967-70/2009、13分)
『DADA 62』(1962/2012、10分)
・上映のみ
『A Rock In The Light』(1985/2008、19分)
19:40 終了予定

料金:500円均一(*同志社大学学生・教職員無料)

○プロフィール

飯村隆彦(いいむらたかひこ)

1937年東京生まれ。1960年代からフィルム、ヴィデオ、パフォーマンスなどのメ
ディアにおいて数々の実験映画・映像を制作。以後、ビデオ・ アート、メディ
アアートの主導的な作家として活動し、ニューヨークと東京を拠点としながら世
界中で上映、パフォーマンスなどを精力的に行ってい る。主な作品に
『Ai(Love)』(1962)、『間:竜安寺石庭の時/空間』(1989)など多数。


鈴木治行(すずきはるゆき)

1962年東京都生まれ。ほぼ独学で作曲を学び1995年「二重の鍵」にて第 16回入
野賞受賞。その後も多くの作品を作曲し、国内外で演奏されている。また演劇・
美術・映像などとのコラボレーションも積極的に行っている。主なアル バムに
「語りもの」、(2008)「比率」(2012)など。

---------

--
西原多朱
tazz Nishihara
同志社大学今出川校地学生支援課
602-0023 京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103
tel:075-251-3270 fax:075-251-3099
e-mail:ji-sss17@mail.doshisha.ac.jp
posted by taka at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2013年05月16日

レトロスペクティブno.2<エロスXコンセプト>

飯村隆彦のNYガイセン上映javascript:;jhref="http://takaiimura.sakura.ne.jp/sblo_files/takaiimura/image/E69C9DE697A5E696B0E8819E_0004.jpg" target="_blank">朝日新聞_0004.jpg
レトロスペクティブno.2<エロスXコンセプト>
http://www.uplink.co.jp/event/2013/10835
no.1に引き継いで、今回は<エロスXコンセプト>を中心に、パフォーマンスと上映、さらにゲスト(奥山順市)とのトークと盛り沢山の内容で、イイムラ映像アートの神髄にせまります。
映画制作と並んで、最初から始めたフィルム・パフォーマンス「スクリーン・プレイ」(1963)は前回の「フィルム・コンサート」(1963)と並んで、近年欧米でのエクスパンデッド・シネマの再興にともなって、すでにニューヨーク、ロンドン、パリなどで再演され、高い評価をえています。
また、フィルム制作でも2作目の「LOVE」(1962)は自身、音楽を制作したオノ・ヨーコによって、NYの実験映画の批評家、ジョナス・メカスに紹介され、「詩的な、肉体の官能的な冒険」と絶賛されました。また、草間弥生のNYでのボディ・ペインティングと花々を織物のようにモンタージュした「FLOWERS」(1968-69)は華麗な映像美の世界を現出します。
さらに、1970年代から始まるコンセプチャルな作品では,ビデオ・インスタレーションの日本での最初の作品のひとつとなった「Man And Woman](1970、毎日現代美術展)をはじめ、「Oserver/Observed](1976)や「視覚的論理(と非論理)」(1977)などのビデオ記号学の代表作品が作家の解説と一緒に上映されます。ゲストとの議論や観客の質問も、またとない機会です。
ゲストトーク:飯村隆彦、奥山順市(映像作家)flowers2.jpg続きを読む
posted by taka at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2013年05月08日

レトロスペクティブno.3<風景X言葉>

日本の実験映像のエース、飯村隆彦のレトロスペクティブも渦中に入って、no.3は、一転して<風景X言葉>というテーマで、「言葉のない風景」から「風景のない言葉」に至る世界がゲストに詩人で映画も制作する吉増剛造氏を迎えて、多様に展開します。また、Talkingin NY.jpgアートの再生を期して、映像のライブからの再出発を叶えます。
第1部のフィルム・パフォーマンス:「光で書く:ホワイト・カリグラフィ」は日本の古典、「古事記」の読解不可能な1秒24コマの超スピードのテキストをスクリーン上にカリグラフィ、さらに発声するというまさに離れ業のパフォーマンス、書字、音声、映像, アクションが織り成すマルチメディアによるエクスパンディド・シネマです。聖マーチン美術大学(ロンドン)、マイクロスコープ画廊(ニューヨーク)などで公演し、大きな反響を得ました。
第2部の上映プログラムはオーストラリアの砂漠の真ん中に孤立する巨大石、エアーズ・ロックを巡って起こる自然とフィルムの色変化の競演、「Moments At the Rock」(エジソン国際映画祭グランプリ受賞)から、ニューヨークのスカイラインに逆反射する光に目つぶしを食らうニューヨークの昼と夜を描いた「New York Dan And Night」(抜粋)、竜安寺の石庭をすべて移動車で撮影して<間>を発見する「間:竜安寺石庭の時/空間」(メトロポリタン美術館委嘱作品)など。
さらにコンセプチャルな作品ではフランスの哲学者、デリダの言葉を解体する>街頭で独り言を繰り返すことで実現しました。また「Talking Picture」(映画を見ることの構造)は真っ白のスクリーンに自分の影を投影しながら、映画を見ることの構造を議論するという映画javascript:;作家と観客の一人二役を演じて、最後はそのスクリーンからも姿を消して、この映画を見ているあなたの出番を真っ白のスクリーンに呼びかけています。さてあなたはこの映画を見るか、見ないか。


続きを読む
posted by taka at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2013年04月29日

NYガイセン・レトロスペクティブ#1レポート

NYガイセン・レトロスペクティブ#1レポート
二つの日刊紙が案内記事を載せました:
読売新聞4ー26夕刊.jpg
javascript:;東京新聞4ー23夕刊.jpg
これらの報道も効いたのか、会場は満員で、入れない人もでる程、パフォーマンス「フィルム・コンサート」も上映もうまくいって会場から、大きな拍手。ゲストの西村智弘さん(実験映画研究)も実験映画における飯村隆彦の特徴を語った。
posted by taka at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年12月17日

MoMA(NY近美)で飯村隆彦、パフォーマンスと上映

Thursday, January 10, 2013, 6:00 p.m.
Theater 3 (The Celeste Bartos Theater), mezzanine, The Museum of Modern Art, 11West 53 Street, New York, NY10019-5497(212)708-9400                                        1960年代以来、東京とニューヨークでの実験音楽とサウンドアートの刀根康尚をフィーチャーするTokyo: Experiments in Music and Performanceのプログラムで、8ミリ映写機のためのスコアがある。飯村隆彦はそのスコアに基ずいて、彼の映画:"DADA62"(1962)を使って、1963年に東京の内科画廊でパフォーマンスを行った。映写機を、楽器として使って「フィルムコンサート」と呼んだ。今回は飯村による49年ぶりのリバイバルのパフォーマンスである。また、"DADA62"の映画は同館、6階のTokyo 1955–1970: A New Avant-Gardeでも来年2月25日まで展示/上映されている。
Saturday, January 12, 2013, 2:30p.m.             
Theater 2, T2, Museum of Modern Art, 11West 53 Street, New York, NY 10019-5497                飯村隆彦による紹介
Japanese Underground Cinema Program : Takahiko iimura
工藤哲己.png
DADA62(1962)               
1960年代以来、東京とニューヨークでの実験映画とヴィデオアートの飯村隆彦は日本のアンーダーグランドのプログラムで東京で制作された1960年代の初期の作品のを上映する。暗黒舞踏の創始者である土方巽の美しい舞踏による「あんま」(1963)と「バラ色ダンス」(!965)では,飯村はカメラを彼の体の延長に変換している。「くず」(1962),「ラブ」(1962),オナン(1964)では小杉武久、オノヨーコ、刀根康尚の前衛音楽家と共に、即興的に制作して快活な作品をもたらした。「ラブ」についてジョナス・メカスは「詩的で体の官能的な冒険」と評している。
posted by taka at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年11月16日

「追悼・高林陽一 個人映画の回廊にゲスト

○ 11/9(金)フィルムヲ見ル会「追悼・高林陽一 個人映画の回廊」を開催します


2012年7月、日本最初の個人映画作家・高林陽一がこの世を去りました。
高林映画の醍醐味は、50年代後半に撮りはじめ、日本の個人映画の力量をはじめて世界に認めさせた、前衛的で実験的な8ミリフィルムと16ミリフィルム作品に詰まっています。
なかなか見られないレアな作品を集めましたので、ご一緒に鑑賞しませんか?
vlcsnap-2012-09-26-02h27m57s234.png

<8ミリフィルム作品> ビデオ上映 約90分javascript:;
『悲歌』(1959年/10分)
『石ッころ』(1960年/30分)
『さすらい』(1960年/22分)
『石が呼ぶ』(1961年/12分)
『ほくろのある風景』(1963年/8分)

<16ミリフィルム作品> フィルム上映
『むさしのいのち』(1965年/モノクロ/11分/ニュープリント)

※アフタートーク&シークレット上映!
高林陽一さんの盟友である飯村隆彦さん(映画作家)のトークあり。
 飯村さんが選んだ「ひなの影」の16ミリフィルム上映も!

11/9(金) 19:30 上映開始
料金一律¥1,800
詳細ページ・予約フォーム http://www.uplink.co.jp/event/2012/3322

予約とお問い合わせは、アップリンクまで! 
factory@uplink.co.jp tel. 03-6825-5503


****************************
posted by taka at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年11月15日

写真展とパフォーマンスat Place M, 新宿、

東京の新宿にあるPlace M で始めてのフィルムを素材にした写真展と映画上映が10月15日から22日まで、さらに1963年以来50年ぶりのフィルム・パフォーマンス「スクリーンプレイ」とイギリスから、日本の実験映画研究者、ジュリアン・ロスを迎えて、彼のスピーチと飯村との議論など、21日に行われた。.jp/sblo_files/takaiimura/image/photo.jpeg" target="_blank">photo.jpeg
寒川 晶子
11月7日
新宿ギャラリーPlace Mにて、飯村隆彦さん個展での特別イベント、盛況に終了しました。
(だいぶ遅いup)
イギリス在住のジュリアン・ロスさんという日本のアート研究者、中でも飯村隆彦さんを専攻されているという方のレクチャー&飯村氏との対談!ジュリアンさんの熱心な研究にはビックリでした。そして飯村さんの海外での評価の高さ、改めて凄みを感じました。

飯村氏の「the pacific ocean」('71)「honey moon」('66)の作品には、「ド」音ピアノの音を使っていただき、その件では、急遽私もトークショーに参加することに。
ピアノの調律を変えてしまうということに対してのプレゼンをさせて頂いたのだけれど、
「とても良いアイデアだと思う!!」と、Place Mの取締役の一人である写真家瀬戸正人さんが心から絶賛して下さっていた。

自分にとったら大事な1音が「ド」の音だけれど、何色でもいいと思う。12色の色鉛筆から選んで、その色の中での色彩が見たい。制約されるけど私は自由を感じる。
といったトークの内容。面白かったとご感想頂きました。


Place Mでの体験が今後の再演を予感する出来事になりました☆感謝!
写真はジュリアンさんと飯村氏。

Butoh(Masseurs).tif
先ずは作家の言葉から。
「今回始めて写真展を開くに当たって、50年にわたる私の個人的な実験映画の歴史のなかから、最初の年に制作された「Ai(Love)」(1962年)と「シネ・ダンス:土方巽の暗黒舞踏」(1965年)を選んだ。それぞれ手法も異なり、Loveは3枚のフレームが縦に連続し、舞踏は一枚の写真。
 前者は「ペーパー・フィルム」(芳賀書店、1970年)として出版され、絶版となったものの原板である。この作品がオノ・ヨーコの音楽とともに、ジョナス・メカスにより賞賛され、私がニューヨークに行くきっかけとなった。
 後者には土方巽の初期の代表作:「あんま」と「バラ色ダンス」が撮影されているが、単なる記録ではなく、私自身が舞台に上がってカメラをもって参加し、舞踏と映像の結合をはかって、私がシネ・ダンスと呼ぶ映像作品であり、なかでも土方巽と大野一雄のゲイダンスが話題となった。
 これらの映像を写真にすることで、私はフィルムでは気ずかなかった個々のフレームを発見した。それらは映画では見えなかったフレームであり、定着した、凍った時間:フリーズ・フレームであった。
これらの写真の現像では、Plexusの大島利治氏に協力いただいた。感謝したい。」
ScreenPlay01.jpg
フィルム・パフォーマンス「スクリーンプレイ」(1963)は恐らく日本では最初の(世界でもこの種のパフォーマンスは1968年のドイツのネケスによる腹面に手術映画を投影しものが最初で、それよりも5年早い)フィルム・パフォーマンスで、先陣を行くものであった。続きを読む
posted by taka at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年11月13日

東京国立近代美術館は今年創立60周年,飯村の映画2本


60周年記念特別展「美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」スタート!東京国立近代美術館60周年記念特別展

10月16日-2013年1月14日
美術にぶるっ!ベストセレクション 日本近代美術の100年

1952年12月1日、京橋の地に開館した東京国立近代美術館は、今年創立60周年を迎えます。 人間でいえば「還暦」にあたるこの重要な年を記念して、美術館本館の1階〜4階の全フロアを使い、日本近代美術の100年を回顧する大展覧会を開催し、第2部 実験場1950sで
東京国立近代美術館が開館した1950年代の美術を考察。 絵画、彫刻、版画、素描、写真、映像を含む約300点の作品と資料によって歴史的に検証します。その中で、II-294 飯村隆彦くず1962 8mm / 16mm(DVDに変換)、
白黒、10分作家蔵 II-295 飯村隆彦A(i Love) 1962 8mm / 16mm(DVDに変換)、白黒、15分を上映/展示する。
javascript:;続きを読む
posted by taka at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年05月16日

NYで飯村隆彦の最新版の「間」映画上映

飯村隆彦の最新版の「間」映画上映
ニューヨークと東京を往復しながら活動するコンセプチャルな実験映画作家、飯村隆彦の最新バージョンの「間」映画がイーストビレッジのミレニアム劇場で5月25日(金)8時から上映されます。 日本語の「間」をテーマに、日本人でも曖昧なこのコンセプトをイメージで表現する実験です。最初の「間」の映画を作ったのが1977年で、実に35年ぶり、息の長い創作で、時流を超えて作家が創作する実験映画ならではの試みです。
最初に制作した映画はまったくの抽象映画で「間」のコンセプトを現したものですが、その後、ニューヨークのメトロポリタン美術館の委嘱で、京都の竜安寺の石庭のアートフィルムを制作、ここでも「間」のコンセプトを適応して、「間:竜安寺石庭の時/空間」のタイトルで、テキストに建築家の磯崎新、音楽に小杉武久を起用して、ニューヨークのメトロポリタン美術館を始め、パリのルーブル美術館,東京の写真美術館など世界の主要な美術館で上映されました。
とくに「間」という日本固有のコンセプトを、欧米でも分かり易く見せるため、竜安寺の石庭を舞台に、特に移動撮影を多用して時間と空間の合一をはかる演出は,時間と空間を切り離せないと見る「間」のコンセプトにぴったりでした。この映画のレビュウを書いたナディーン・コバートは「オリジナルであり、哲学的な課題を視覚的なものと合一している」と評しています。

続きを読む
posted by taka at 22:54| ニュース

2012年01月28日

飯村のDVD"John Cage Performs James Joyce”渋谷のトーキョウ・ワンダーサイトで1月30日(月)、夜6時半から


飯村のDVD "John Cage Performs James Joyce"が
渋谷のトーキョウ・ワンダーサイトで1月30日(月)、夜6時半から、ケージ・オールナイト・コンサートで
上映されます。お早めに申し込みを。当日券もあります。下記参照ください。いいむら

現代日本の音楽家と出会う 第6回
中川賢一×Sound×Art×Performance Part 2
TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL オールナイト・フィナーレ
3.11から 祈り?「ジョン・ケージ/ソナタとインターリュード」

来週月・火曜日、いよいよトーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルのフィナーレ、ジョン・ケージ・オールナイト開催! かつてケージとともに活動した一柳慧によるピアノ生演奏と同時に行われる"掛け合い朗読"(畠中実×沼野雄司)、飯村隆彦がケージの自宅で撮った秘蔵映像、ジャズピアニストの山下洋輔とトマツタカヒロによる"格闘的肉態のセッション"、サウンドとノイズのカリスマ、大友良英によるギター・ソロ、豪華多彩なアーティストによる各種音楽、パフォーマンス、トーク、 ダンス、インスタレーションが繰り広げられる会場で、ゲンダイ音楽の熱きピアニスト・中川賢一がプリペアド・ピアノの金字塔《ソナタとインターリュード》70分×11回演奏に挑む24時間! 渋谷の街を歩いて"耳をチューニング"しながらトーキョーワンダーサイト渋谷と青山の会場を移動、さらにディープなパフォーマンスが続きます。ふたつのトーキョーワンダーサイトを行き来するエクスペリメンタルな時空間、お見逃しなく!

日時:1月30日(月)13:00〜31日(火)13:00
会場:TWS渋谷、TWS青山:クリエーター・イン・レジデンス

続きを読む
posted by taka at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2012年01月21日

「日本のダダと土方舞踏」展を2月10日(金曜日)〜 2月12日(日曜日)

東京都写真美術館による第4回恵比寿映像祭/地域連携プログラムとしてLIBRAIRIE6では初めての映像企画で、
「日本のダダと土方舞踏」展を2月10日(金曜日)〜 2月12日(日曜日)まで開催、「あんま」(1963) 「バラ色ダンス」(1965)のフィルムからの引き延ばし写真と「見ながら、話ながらー自作DVDの発見」のビデオ上映、2月11日(土曜日)4時から講演と上映「あんま」(1963) 「バラ色ダンス」(1965) も行う。http://librairie6.exblog.jp/Butoh(Masseurs).tif
posted by taka at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

NYの画廊で上映とパフォーマンス NYの画廊で上映とパフォーマンス

NYの画廊で上映とパフォーマンス
今年(2011)3月に展示/上映/パフォーマンスを行ったNYのマイクロスコープ画廊で1日だけの
上映とパフォーマンスを同じ画廊で12月10日行う。
フィルム上映とパフォーマンスのプログラム:
1) Eye For Eye, Ear For Ear(DVD), Film Strips I (1967-1970/2009) 12min. music : Haruyuki Suzuki (2009) Film Strips II (1967-70/2009) 13min.music : Haruyuki Suzuki (2009) .
2) MA(Intervals), 15min.16mm, b/w,sound. (from the DVD "MA, A Japanese Concept")
3)WRITING WITH LIGHT: WHITE CALLIGRAPHY(DVD) with two documents of the performance: PERFORMANCE 1, WHITE CALLIGRAPHY (1967/2009, Toronto, 9min.)
PERFORMANCE 2, WHITE CALLIGRAPHY (1967/2005, Tokyo, 8.5min.

スクリーンショット(2012-01-07 1.19.46).png
posted by taka at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2011年08月18日

BFI,ロンドンで個展

ロンドンのBFI(英国映画協会)で飯村の初期映画作品の個展上映が8月19日に開催される。
これはリーズ大学のジュリアン・ロスによって企画され、当日講演も行われる。
上映作品は1960年代のフィルムで、プログラムは以下のとうり:

Love (Ai; 1962, 15min);
Junks (Kuzu; 1962, 8min);
Colours (Iro; 1963, 11min);
The Masseurs (Anma; 1963, 10min);
Rose-Colour Dance (1964, 13min);
Flowers (1969, 11min). Total c68min

ジュリアン・ロスはこのプログラムについて:
Iimura's practice has been defined by his ability to draw from other art forms and collaborate with artists from different genres, in many ways a characteristic of the 1960s Tokyo and New York art scenes he was a part of. This programme features a selection of his early works: Love, Junks and Colours with noise music by Yoko Ono, Kosugi Takehisa and Tone Yasunao respectively, a cine-dance with butoh artists in Anma and Rose Colour Dance, and body-painting with Kusama Yayoi in Flowers.

又当日飯村からの以下のメーセージが会場で読み上げられる。

続きを読む
posted by taka at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース