2009年08月13日

新作DVD:「トーキング・ピクチャー (映画を見ることの構造)」

新作DVD:「トーキング・ピクチャー (映画を見ることの構造)」

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飯村隆彦のこのビデオ・コレクション 『トーキング・ピクチャー (映画を見ることの構造) 』と『Shadowman (見ること、聞くことの構造)』は、一連の思考実験のビデオにおいて、フィルム/ヴィデオを見ること、見られることの経験を介在しながら、議論するものである。このビデオは謎の連続によって意表を突かれるが、同時にユーモアがある。

このビデオ・コレクションの見落とすべきでないところは、遊び心で表現されている反面、飯村は言語学と再現性の問題自体について哲学的に重要な疑問に触れていることだ。
これらのビデオ見ていると、記号論の分析的な伝統があり、プラトンの『洞窟のアレゴリー』や、ルネ・マグリットの『これはパイプではない』と比較をして楽しめるのではないだろうか。

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新作DVD: 目には目を、耳には耳を

新作DVD: 目には目を、耳には耳を

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私が1960年代の中頃、アメリカに来た時、丁度、ヒッピー運動と黒人暴動の頂点であった。私はニューヨークのイースト・ビレッジに住んでいたが、そこはヒッピー運動のセンターの一つであったし、しばしばテレビで中西部の黒人暴動を見た。これら二つのフィルム『フィルム・ストリップス I &フィルム・ストリップス II 』はそれぞれ上記の二つのシーンから撮られたが、ドキュメンタリーとしてではなく、抽象化されているが、殆どカオティックな、私の内部の記録として制作された。音楽は新しく鈴木治行さんにお願いした。これまでの私の映画にはない魅力的なものになった。(T.I.)

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2008年10月12日

マイクロシネマからのDVD,好評レビュウ

9月に発売されたばかりのサンフランシスコのマイクロシネマからの飯村の初期、60年代作品が中心のDVD、The Collected Films of Takahiko Iimura, No. 1 が早くも好評です。
その一つ、アートDVD専門のサイト、Art House Internationalは「1960年代に、何人かの伝説的なアーティストたちは動く映像に音が結合した映画によって、アートの中でもユニークな方法で探究を始めた。最も有名なのはアンディ・ウオーホルで、さらにスタン・ブラッケージ、ジャック・スミス、ジョナス・メカスらと、飯村隆彦も注目すべき存在だ」と書き始めた。
*前掲ニュース,参照ください
http://takaiimura.sblo.jp/article/20054184.html

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2008年09月26日

風倉匠と「リリパット王国舞踏会」(1)のこと

風倉匠と「リリパット王国舞踏会」(1)のこと
飯村隆彦

  風倉と知り会ったのは、多分,荻窪の陸橋の橋の下にあったヴァン映画研究所という,名前は立派だが、主に日大の映画科の卒業生が良く出入りしていた共同住宅、もっとも私や赤瀬側原平のように,日大とは全く関係のない人間もいて、風倉もその一人だった。1960年代の初期のことで、私は8ミリで映画を始めたばかりで、1962年に、「くず」(1)や「視姦について」(中西夏之との共作)(1)、Ai(Love)(音楽:オノ・ヨーコ)(1)などを作っていた。それぞれ短編の実験映画である。

  まだ、実験映画のジャンルの存在すら認知されていない時代で、アートにおいても、個人が映画を作るという発想すらなかった。8ミリももっぱら、アマチュア用に開発されたもので、アートのアの字もなかった。私はそれをいち早くアートのメディアとして使った。(私はアマチュア映画の中では,異色の大林宣彦や高林陽一らと一緒に上映したりしたから、いまでも飯村はアマチュア出身として「誤解」する批評家がいる。)

  当時の現代美術はアンフォルメルからネオダダに移って(もっとも日本では両者は混在した),新橋の内科画廊(1963年に、ここで初めての映像個展もやった)や読売アンデパンダンを舞台に、さらに街頭にもくりだして、ハイレッド・センターがハプニングやイベントを展開した。私は友人として、あるいは同伴者として,参加したり、記録したり(「DADA62」1962年作、という読売アンデパンダンのダダ的な記録映画もある)あるいは、ハイレッド・センターのひとり、中西夏之が主演し,彼の卵のオブジェを使った「ONAN」(1963)というフィクションの実験映画で、ブラッセル国際映画祭で特別賞をとった作品もある。

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2008年07月21日

My SpaceのS P E C T R U M の批評

My SpaceのS P E C T R U M の批評欄にs i m o n d o y l e が私の映画「間:龍安寺石庭の時空間」を取り上げ、私のエッセイからも、大きく引用しています。
英語ですが、一読をおすすめ。


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2008年07月04日

ジョンケージとフルクサスのレビュー

JohnCage.jpgLDR(Leonardo Digital Review) (MIT Press) が飯村作品のケージとフルクサスのDVDをレビュー。

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